KSTAC創部80周年記念山行
登山 2019.09.14
2019年9月14〜15日に奥日光白根でKSTAC創部80周年記念山行を実施しました。参加者は学生6名、OB13名の計19名で、1日目はキャンプ場で炊事、宴会を行って親睦を深め、2日目はA班×3、B班×1の4班に分かれて登山しました。A班は湯本キャンプ場から中ツ曽根を経由して白根山へ登り、前白根山からキャンプ場へ戻る、B班はA班と五色山まで同じで、白根山を経由せずに前白根山からキャンプ場へ戻る計画でした。しかし、中ツ曽根が予想よりも背が高いブッシュに覆われていたため、登りはほとんどが藪漕ぎでした。結果、登りで時間がかかりすぎたため計画を変更し、A班、B班ともに白根山を経由せずに前白根山から下山することになりました(一部のメンバーは休憩時間中に五色沼を見にいきました)。かなりハードな山行でしたが、ご参加いただいたOBの方から「藪漕ぎなんて久々で楽しかったよ」というお言葉をいただき、計画したコーチ一同は嬉しく思っております。
さて、今回の山行を振り返り、主に2つ良かった点がありました。1つ目はコーチを中心に知恵を出し合うことで、設備が整った山小屋ではなくキャンプ場でも交流の場を用意できたことです。炊事場の確保から野外での宴会場の設営など新たな試みでしたが、OB・学生ともに楽しんでいただけたようでした。開催地の選択の幅が広がったと思います。2つ目は山行を通してOB・学生の親睦を深められたことです。学生とOBの交流はOB総会でも可能ですが、山でパーティを組んでともに汗をかいて登ることは、互いの登山に対する考えや育んできた文化を肌身で感じられる良い機会でした。山岳部として山で交流する機会は文化の継承に必要だと改めて感じました。
最後に、山行計画を準備してくれたコーチ一同、参加いただいたOB・学生の皆様に感謝いたします。