福島県山岳地域放射線計測
RADIATION MEASUREMENT
慶應大学理工学部山岳部では、福島県吾妻連峰が「安全な山」であることを周知するために、「慶應吾妻山荘」をベースキャンプとして、吾妻連峰における放射線レベルを系統的に計測、科学的に分析し、公表することを計画しています。このKSTAC “Science & Adventure”プロジェクト-福島県山岳地帯放射線計測-では以下のことを目標としています。
「福島県の山岳地帯の放射線の実態を明らかにすることを通して、福島県の山々が安心して登られるようになることに貢献する。」
ここで実態とは、放射線源を特定し、地質、地形や事故当時の気象条件などによる放射線量(率)の分布を定量的に明らかにすることを想定しています。実施活動は、次の三つの段階に分かれ、2013年度よりスタートしました。
1)放射線源特定方法の検証
2)山中における放射線源を特定するための詳細測定
3)吾妻山全域の放射線測定(家形山→東大巓→西吾妻など)
以下に本プロジェクトの資料、データを公開します。
山岳地域における原子力発電所事故由来の残留放射性物質分布 | PDFを見る |
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